今回は私達が普段生活している世界や情勢を説明させていただきます!
私達が住んでいる「セイフォール地域」は、私のお父様が納めるラングラーデを含む5大都市国家が治める所です。
しかし、まだまだ人の踏み入れた事が無い土地も多く危険がいっぱい。
昔の開拓時には魔王がこの地域を蹂躙していたりと私もお母様から魔王討伐の伝記を聞くだけで怖くなっちゃいます。
私もそんな怖さを跳ね除けてがんばらなくっちゃ!
それでは、5大都市国家とその周辺について説明しちゃいます!


―■セイフォール地域地図■―




―■主要5大都市■―

▼ラングラーデ▼                               
セイフォールの要所にあり、貿易によって栄えている都市国家です。
世襲王政を敷いており、私のお父様が統治する国家です。
私の出身地でもありますね。
レンガ造りの建物のお洒落な町並みが特徴な所です。
農地が広大でそこから取れる小麦はセイフォール一の自慢です。
私のよく通うパン屋さんがとっても美味しいの。

人口のわりに魔法使いの数は少なく、
その代わり通常軍隊が充実しているんですよ。
広大な小麦畑も兵士の皆さんの警備あっての代物です!
 
  ▼ベルネリア▼                               

海に面した都市国家で、景観が美しいんですよ。
ラングラーデと同じく王政を敷いているが、半世襲であり、より優れた力を持つ一族が新しい王族になったりするようです。
リーゼさんのご実家でもありますね。
建物はは中世ヨーロッパ、特にイタリアあたりに準ずる。
大きな港があり、海産物が名産。

魔法使いの数が多く、通常軍隊に匹敵するだけの魔法部隊があるんですよ。
▼エルシュタイン▼                               


独特の木造文化を持つ都市国家です。
王政を敷いているんですが、実質的には国家に所属する巫女達によって構成される議会が実験を握っているようなんです。
建築物は木造で、気候の変化に柔軟に対応するすばらしい環境です。

魔法使いは基本的に巫女と、一部の特殊な者だけのようです。
 
  ▼シルクライン▼                               


砂漠に面した土地に拠を構える都市です。
未開の地である砂漠の向こうとの貿易を行っている商業が中心の都市ですね。
建物は土や木材を用いており、独特の文化を持っているんですよ。
帝政を敷いており、好戦的な性格を持っているんでちょっと気をつけないと。

魔法使いの数は少ないが、その代わり優秀な人材として国に召抱えられるんですよ。
徒手空拳を用いる戦闘法に長けているのも特徴なんですごいですね。
▼ロールン▼                               


主に亜人類から構成される都市国家です。
特殊な能力を持った者達が多くて、魔力的に優れているものも多いんですよ。
私はがんばってもなかなか魔力が上がらなくて羨ましいです〜。
能力に優れた者が王となり、皆を率いていく形のようですね。
文化的にはエルシュタインに近い。

魔法使いの数は比較的多く、また勇猛な者も多くて頼もしいですね。
 

―■封魔の森と魔物■―


 ■封魔の森■
 地理的に魔力の集中する森がラングラーデの北にあります。
 ここで修行することはある種魔法使いのステータスともいえるのですが、
 中には危険がいっぱいで人もなかなか立ち寄りません。
 森の奥地には古代文明の遺跡があったり、強力な魔物が居たりと
 未開の地になっているのでできれば入りたくないですね〜。
 ■魔物■
 昔は世界のあちこちに魔物が居たが、優秀な魔法使い達によってその大部分が駆逐されています。
 今居るのはどちらかというとおとなしい魔物の部類で私でもちょちょいのちょいな感じです・・・たぶんですけど。
 しかし山岳地方や森の奥には湖の深くにはまだ強力な魔物が生息しているようなんです。
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