小詠
「はっ、はぁっ! いやっ、こ、こんなのっ……いやっ、いやぁっ!
あんっ、なんでっ、先ばかり……あっ、んひぃっ! 
やだぁっ、もうやめてっ……あひぃっ!」


新魔鬼
「いやだと? 俺にはもっとして欲しいという風に見えるのだが。
なにせ、そんなに股間を濡らしているわけだしな」


 新魔鬼の指摘どおり、小詠の股間に食い込んだ水着が、染みを広げ始めていた。
 その粘度からして水ではなく、小詠の愛液であるとわかる。

新魔鬼
「くっくっ。やめろだと? 今までそれで俺が本当にやめてやったことなど、何度あった?
  いい加減学習して、色っぽい嬌声のひとつでも漏らしてみせろ」


 新魔鬼は意地悪く笑うと、乳房をいたぶる触手とは別に、大きく太い触手を生やした。

小詠
「んひぃっ! なっ、なにそれ……。いやっ……気持ち悪い……きもちわるっ
いやぁっ! 近づけたら……だめっ、そんなの入らないっ!絶対無理だからぁっ!」


 小詠は近づいてくる触手のあまりの太さに、眼を見開いて暴れる。
 しかし新魔鬼はそんな小詠の反応を見て首を振る。

新魔鬼
「趣向を変える、と言っただろう? ふふっ、人間と言うものは面白いことを考える。
まったく、俺たち妖魔よりよっぽど業の深い生き物だとは思わんか」


 その触手は先端が丸みを帯びており、振動していた。
 小刻みにブゥゥ……ン……と、まるで機械を思わせる音を響かせている。

小詠
「しっ、知らない……いやっ! いやぁっ! 
やだっ……やめてっ……そんなもの押し付けないでっ! 
いや、いやっ、いやぁぁぁあああっ!」


 小詠が絶叫をあげた瞬間、
 電気アンマに酷似したその触手は少女の股間へと押し当てられた。

小詠
「んへぁぁぁぁぁあああああ゛っ! あっ、ああ゛っ! やめっ、あぁ゛っ! あぁぁああ゛っ!」


 アンマ触手が水着越しに秘裂に押し当てられ、
 その激しい振動をまともに喰らった小詠は吼える。
 可愛らしさを装うこともなく、上品であることも放棄して、ただただ、獣のように吼えた。

小詠
「んお゛っ、おほぉぉぉおおお゛っ! ああ゛っ、ああ゛っ! あがぁぁぁあああ゛っ!」


 膣穴を触手でほじくられるのとはまた違った刺激が、小詠の理性を打ち砕いていく。
 強制的に送り込まれるその刺激は、
 小詠が今まで味わったことのない快感へと変換されて脳を痺れさせる……